暗号資産取引所の選び方 ― 何を基準に選べばいいのか
いざ暗号資産を始めようと思っても、取引所の数が多すぎて、どこで口座を作ればいいのか迷ってしまう人は少なくありません。ここでは、取引所を選ぶときに見ておきたい5つの基準を整理します。
基準①:取扱通貨の数
取引所によって、扱っている暗号資産の種類は大きく異なります。ビットコインやイーサリアムなど主要な通貨はほとんどの取引所で扱っていますが、マイナーな通貨に投資したい場合は、その通貨を扱っている取引所かどうかを事前に確認する必要があります。
基準②:手数料体系
暗号資産の取引には、主に3種類の手数料が関わってきます。
- 取引手数料:売買のたびにかかる手数料
- スプレッド:買値と売値の差(実質的なコスト)
- 送金手数料:暗号資産を外部のウォレットへ移す際の手数料
「手数料無料」と書かれていても、スプレッドが広く設定されていて実質的なコストが高いケースもあるため、複数の手数料を総合的に見る必要があります。
基準③:取引形式(販売所と取引所の違い)
暗号資産を売買する場所には、大きく分けて「販売所」と「取引所」の2つの形式があります。
- 販売所形式:運営会社と直接売買する。操作がシンプルだが、スプレッドが広めになりやすい
- 取引所形式:ユーザー同士が売買する(板取引)。操作はやや複雑だが、コストを抑えやすい
初心者はまず販売所形式でシンプルに始め、慣れてきたら取引所形式も検討する、という流れが一般的です。
基準④:セキュリティ体制
暗号資産の取引所は、過去に不正アクセスによる流出事件が起きたこともあり、セキュリティ体制は重要な判断材料です。金融庁への登録の有無、二段階認証やコールドウォレット(オフラインでの資産管理)への対応状況などを確認しておくと安心です。
基準⑤:アプリの使いやすさ
日常的に価格をチェックしたり、少額から積立投資をしたりする場合、スマホアプリの操作性は継続のしやすさに直結します。無料で口座開設だけ済ませて、実際の画面を触ってみるのも一つの方法です。
まとめ
取引所選びに「絶対の正解」はありません。自分がどの通貨を、どのくらいの頻度で、どんな目的で取引したいのかによって、向いている取引所は変わります。まずは口座開設が無料であることを活かして、実際にいくつかの画面を比較してみるのがおすすめです。